- ご相談者
- 埼玉県 T様(70代 女性)
- 家族構成
- 本人のみ
- ローン残債
- 830万円
- 売却時価
- 620万円
相談内容・相談者の状況
あまり良くないことなのですが、私は税金をつい後回しにしてしまい、「今は払えないから」と先延ばしにし、主人も私も何度も税務署に呼ばれました。差押えも受けています。そのつど少しずつ払っていました。
主人が亡くなり、家を相続したのですが、税務署から本税600万円+延滞金900万円の督促が来ました。払えないと公売になるそうです。夫婦でコツコツと働いて住宅ローンは完済済みです。借金は無いのに残念です。
このような事例の注意点
公売というのは競売の国版で、滞納した税金に対して行う手続きのことです。この事例は、相談者様が長期に渡り税金を滞納していたことが原因です。不動産を所有すると、住宅ローン以外にも固定資産や都市計画税の税金が請求されるので、老いてから困らないようにしておく必要があります。解決内容と結果
ご相談者様の亡くなられたご主人様が自営業で、法人税・消費税・固定資産税といった税金が未払いでしたので、国と交渉して任意売却することになりました。その後、ご相談者様はお子様と同居することになりました。本事例はご相談者様の許可を得て掲載しておりますが、相談者様を特定される恐れのある内容は差替えさせていただいております。