- ご相談者
- 東京都 N様(46歳 男性)
- 家族構成
- 妻・子供3人(小6・中1・中3)
- ローン残債
- 3,510万円
- 売却時価
- 2,700万円
相談内容・相談者の状況
建設業を営んでいましたが、業績不振で収入減になってしまい、ローンが支払えなくなってしまいました。
妻が病弱で医者からあまり環境を変えない方がよいと言われているため、自宅だけは守りたいと思っていましたが、先日とうとう銀行から一括請求がきました。新規の事業が軌道に乗りつつあり、今後は支払っていけそうなのですが、銀行は一括返済以外受け付けてくれないとのことです。なんとか住み続ける方法はないでしょうか?
現況について
- 毎月の収入:不定期(今後は定期的に収入がある見込み)
- 毎月の返済額:150,000円
このような事例の注意点
一括返済の請求が来るともう「期限の利益の喪失」がされているため、分割弁済ができなくなってしまいます。このような事例の場合、住み続けたいというご事情も考慮し、身内や知人に購入してもらうか、信頼のおける投資家に購入もらい、賃貸で住み続ける方法がベストです。解決内容と結果
ご相談者様の仕事関係の方に購入してくれる方を探し、残債額の2,700万円で購入していただく話がまとまり、金融機関等の債権者に事情説明を行い任意売却を行いました。残債はありますが、月額無理のない金額で返済し、住宅は賃貸借契約という形で毎月賃料を支払って住み続けることになりました。本事例はご相談者様の許可を得て掲載しておりますが、相談者様を特定される恐れのある内容は差替えさせていただいております。