- ご相談者
- 神奈川県 G様(44歳 男性)
- 家族構成
- 妻・子供2人
- ローン残債
- 3件合計:6,590万円
- 売却時価
- 3件合計:4,100万円
相談内容・相談者の状況
6年前に勤務先に営業電話があり、「生命保険代わりになる」「年金代わりになる」と言われ、会ってみると、新築投資ワンルームマンションの営業でした。
初めは家賃が入ってきて、収入と支払いはとんとんでマイナスはありませんでしたが、2年目から賃料が下がったり、空室が出たりでマイナスになっていきました。固定資産税や管理費、修繕積立金もあり、支払いができなくなり、カードローンで借りるようになりました。
妻に内緒で購入しましたが、ローンが遅れがちになり督促状がきてしまい、妻にばれてしまいました。妻は激怒し、売却しろといいますが、調べてみると、今売却しても4,000万円位でしか売却できないとのことで、困っています。もちろん差額分はありませんし、自宅のローンもあるのでもうどうしてよいかわかりません。
現況について
- 毎月の返済額:3件で267,000円
- 管理費・修繕積立金:31,000円
- 自宅のローン返済:140,000円
- 毎月の家賃収入:3件満室時で230,000円
このような事例の注意点
このような事例の場合、毎月の赤字を埋めるためにカードローンなどを利用して自転車操業の状態に陥りやすくなります。ただ、金融機関によっては投資物件の任意売却に対しては慎重になるケースもあるので弁護士と進めることが大切です。解決内容と結果
住宅ローン特則付※の個人再生手続きを行いました。本事例はご相談者様の許可を得て掲載しておりますが、相談者様を特定される恐れのある内容は差替えさせていただいております。