住宅ローンが払えなくなっても、どうしてもこのまま住み続けたい場合には、リースバックが有効です。リースバックは信頼できる個人投資家や投資会社など、第三者に一旦自宅を買い取ってもらい、その家主と賃貸契約を結んで売却したお金を元手に賃料を払いながら、自宅に住み続けるというものです。近所や勤め先など、誰にも知られる事なく、今まで通り住み続けることができます。たとえローンが支払えなくなったとしても、家を売ったお金が一括して入ってくるため、資金繰りが楽になり、まとまった資金ができれば再び買い戻すことも可能です。
売却事例
突然のリストラで返済できず…任意売却後に買い戻し
■ご相談者 千葉県 M様40代男性
- 突然のリストラにより、住宅ローンの返済が困難に
- 返済額は月々15万円+ボーナス20万円(年2回)
10年前に一戸建てを購入したが、突然リストラに合い、しかたなく自宅を任意売却を決断することになったM様。任意売却前は月々15万円の返済と年2回のボ-ナス払いが20万円でした。現在、お子様の学校の問題もあり、また再就職先でも安定した収入が得られるため、今の家に住み続けたいと考えリ-スバックを選択されました。
解決策
債権者と交渉の中で本人の意思を尊重し、リースバックで話が進めることになりました。再就職先の務め先も上場企業だったので5年後に買戻しをする契約が出来ました。毎月の家賃代は、住宅ロ-ンと同じ月々15万円で、ボ-ナス払いはなし。5年間は月々15万円の家賃ですが、5年後はまた自宅として住宅ロ-ンの返済に回して行きます。