- ご相談者
- 千葉県 T様(60代 男性)
- 家族構成
- -
- ローン残債
- 1650万円
- 売却時価
- 1190万円
相談内容・相談者の状況
長年大手企業にまじめにお勤めされていたT様でしたが、定年もあと数年と迫ったある日、
息子様がとある事件を起こしてしまいました。
その噂が会社に知れ渡ってしまい、いづらくなってしまったT様は、定年退職前に早期退社。
退職金も想定より少ないものだったそうです。
その後息子様の件で出費がかさむ一方、T様は年齢もあり再就職が決まらず、
奥様ともどもアルバイトで生計を立てる日々。
会社を辞めた翌年から、税金の支払いが苦しくなったそうです。
ぎりぎりの生活の中、住民税、国民保険料や固定資産税等全ての支払いが止まりました。
ついに市役所から不動産差押通知がきた時に、みどり住宅相談所へ救済のメールをお送りくださいました。
解決
初めてお会いした時には、市役所から給与・不動産の差押通知がきていたものの、まだ執行には至っていませんでした。しかしながら、住民税や国民健康保険料、固定資産税の滞納額から、いつ差押えられてもおかしくない状況であり、
正式に当社へご依頼頂いたのち、ご一緒に市役所へ相談へ行きました。
相談へ行き、現状の説明と月々分割で支払うことで、ひとまず差押えは猶予してもらうことができ、
その間に任意売却にて売却成約。
本当にまじめでいらっしゃるT様は、売却後も住宅ローンで借りた銀行さんのお金と義務である税金は
きちんと返済していく、とそれぞれに宣言をし、無理のない範囲内で返済をされております。
税金差押
収入減に陥ってしまった際、住宅ローンは滞納してしまうと競売になってしまう、管理費は理事会や近隣住民に知られてしまい、肩身が狭くなる、
といったイメージから税金が後回しになってしまう方は少なくありません。
あまり知られていませんが、税金以外の支払いは、滞納があっても、
裁判所の判決がないと給与・銀行口座・不動産等の差押を、一部例外を除き、すぐに出来ませんが、
しかしながら、税金の支払いは、義務であることから未納があると即座に差押をすることが出来ます。
後回しにしがちな税金ですが、事態によっては大変恐ろしいことになりかねず、
税金滞納が原因により、任意売却を断念せざるを得ない場合も中にはあります。
そのような事態になる前に、みどり住宅への無料相談をお願い致します。
本事例はご相談者様の許可を得て掲載しておりますが、相談者様を特定される恐れのある内容は差替えさせていただいております。