- ご相談者
- 千葉県 K様(50代 男性)
- 家族構成
- ご本人・母・兄
- ローン残債
- 1760万円
- 売却時価
- 950万円
相談内容・相談者の状況
ご相談者K様のケース。
K様は実家が千葉県にあり、ご本人はすでに家庭を持ち神奈川県にお住まいでした。
ご実家は、5年前に亡くなったお父様とお兄様の共有名義で20年前に建替えており、ローンも連帯債務でした。
5年前にお父様がお亡くなりになり、そのままお兄様が相続しているものと思っていらしたそうですが、
最近お兄様は他にも借入が多くあり、破産手続きをすることとなったそうです。
その際に、お父様分は法定相続されていたことが発覚、自宅持分も債務もK様は相続されておりました。
持分割合は
父1/2・兄1/2→兄5/8・母・2/8・K様1/8
となり、自宅を売却しても債務の方が大きい為、
破産により兄は債務が免責、お母様とK様は残ることとなります。
K様は、任意売却で少しでも高く売却し、自身とお母様の債務を減らしたいとご相談に来られました。
このような事例の注意点
任意売却を進めた結果、債務は約880万円残りました。結果、お母様は約220万円、K様は110万円、お兄様は550万円、
お兄様は他債務も含め破産により免責になりました。
お母様に関しては、高齢のため、支払は厳しく、その後破産をし、
K様は分割で支払うこととなりました。
破産後のご家族全員のご協力もあり、1年半かからず返済されたそうです。
本事例はご相談者様の許可を得て掲載しておりますが、相談者様を特定される恐れのある内容は差替えさせていただいております。