- ご相談者
- 神奈川県 N様(40 男性)
- 家族構成
- ご本人・奥様・息子様・娘様
- ローン残債
- 1900万円
- 売却時価
- 1600万円
相談内容・相談者の状況
旧公庫時期にマンションを購入したN様。今に比べると、金利が高い上に、
いわゆる「ゆとりローン」でお組みだった為に、購入10年後にはローンの返済額は初期の倍近くになりました。
その頃から将来的に継続して支払っていかるのかと不安に思っていたそうですが、去年にご主人様がご病気を患い、
半年間の休職、更に奥様が運転中にもらい事故にあい、パートを1ヵ月半休まざるを得なくなり、
家計はまわらなくなりました。
社会人になった息子様の援助で今回を耐えても、残り10年ローンの支払いを続けていくことは不可能だと思い、
任意売却のご相談にお越しになりました。
解決
公庫の任意売却は、一連の流れが形式的に決まっておりますので、円滑に進めることが出来、また、後順位の債権者からも承諾を得られたことで、
無事任意売却成約、N様はお悩みから解放されました。
お引越し先の借家も、当社でご紹介し、4物件見た中からお決め頂き、
御礼のお言葉を頂戴いたしました。
ゆとりローンとは、その弊害とは
みどり住宅ローン相談所でご依頼頂く任意売却で、最も多い債権者は、旧公庫・現住宅金融支援機構です。
その中の「ゆとりローン」という商品は5~10年後以降にローン返済額が増え、
終身雇用・年功序列・定期昇給・景気回復が約束されない昨今において
苦しむお客様はあとを絶ちません。
販売期間10年にも満たない商品にもかかわらず、その商品で
住宅ローンを組んだお客様の任意売却が多いことこそが、
この「ゆとりローン」のデメリットを物語っているように思います。
もしも、ゆとりローンや公庫債権にお悩みの方がいらっしゃましたら、
お気軽にご相談ください。
本事例はご相談者様の許可を得て掲載しておりますが、相談者様を特定される恐れのある内容は差替えさせていただいております。