- ご相談者
- 山梨県 I様(50代 男性)
- 家族構成
- 夫婦・子3人
- ローン残債
- 2490万円
- 売却時価
- 2100万円
相談内容・相談者の状況
相談者様は所有者の方の息子様からでした。
年末も迫った日の朝、いつも通り出勤をして行った所有者でもあるお父様が、出勤途中で倒れ、病院に運ばれたと連絡があったそうです。
脳の病気によるもので、意識不明、すぐに緊急手術をし、最悪の事態は免れたものの、意識は戻らず、
いつ戻るかも分からない状況が続いたそうです。
家族で交代に協力しながら看病しつつ、一方住宅ローンなどに関しては全てお父様が管理していた為、ほかの家族の方は支払に関して全く分からず、銀行に問合せながら支払っていったそうです。
しかし、そのときに、家族は誰も知らない銀行ローンが200万円、
それ以外に消費者金融等からの借入80万円があることが発覚。
家族会議の結果、自宅を売却することに決まったそうで、みどり住宅相談所へご相談くださいました。
【初期対応】
まず病気により倒れ、意識不明の状態のため、団体信用生命保険の適用ができないか確認することをご提案しました。
もしも適用することが出来れば、住宅ローンの支払は免除され、経済的負担が大きく変わります。
しかしながら住宅ローンを組んでいた第一抵当の銀行分は、年払いの保険料を支払っていない時期があった為不可、
二番抵当の分についても、病院から必要書類を作ってもらったりしながら時間が掛かりながらも書類を用意し提出したにもかかわらず、結果不可と回答されてしまいました。
【解決方法】
団信が適用できないため、住宅ローンは変わらず支払っていかなければならず、I様ご家族は任意売却をすることとなりました。
債権者である銀行に事情を説明しながらご家族を本人の代理人として立てながら進めていき、
販売期間3ヶ月で購入者が見つかったタイミングでお父様の意識が戻り、会話できるまでに回復されました。
契約や決済引渡しに立ち会うことまでは出来ませんでしたが、病院でご本人確認をし、
お取引の立会いはご家族で行っていただき、無事任意売却にて売却することが出来ました。
もし同様なケースがありましたら、お一人・ご家族だけで悩まず、
まずはご相談ください。
0120-456-281
本事例はご相談者様の許可を得て掲載しておりますが、相談者様を特定される恐れのある内容は差替えさせていただいております。