- ご相談者
- 宮城県 A様(30代 男性)
- 家族構成
- 独身
- ローン残債
- 4000万円
- 売却時価
- 3640万円
相談内容・相談者の状況
5年以上前のご相談・事例になりますが、
Y様は相談のご連絡をくださる4か月前に仙台市内に新築マンションを購入しました。
購入の契約をし、引渡しの直前に離婚することになってしまいました。
購入のキャンセルを販売会社に相談するも、それは出来ない、
もしするのであれば違約になり、違約金数百万円が発生すると伝えられたそうです。
やむを得ず、予定通り住宅ローンの融資を受けマンション代金を支払い、引渡しを受けるも、
マンションは元奥様が欲しいと言い、その元奥様の実家にも比較的近い場所でもあったため、
住む気にはなれず、売却することが可能か、ご相談のメールをくださいました。
解決
新築不動産を購入した金額で売却することは、一部の特殊例を除いて、極めて困難です。買って住んだ瞬間に1~2割価値が下がる、と言われることもあります。
それは「新築」から「中古」に変わるからでもあります。
A様の例に於いても、住んではいないものの購入価格で売ることは厳しく、
1割以上のマイナスは予想されました。
住んでいる賃貸の家賃と新築マンションの住宅ローンの二重払いはできないA様は、
任意売却をお決めになりましたが、
ローンを組んで間もない任意売却であるため、
不正融資や計画的な任意売却と思われないように慎重に進める必要がありました。
幸い債権者は事情を汲んでくれましたが、売却価格に関しては厳しく、
5か月以上の販売期間を要しましたが、無事売却することが出来ました。
住宅ローンの返済や税金・管理費の滞納などに悩まれている方は、
みどり住宅ローン相談所に相談下さい。
0120-456-281
本事例はご相談者様の許可を得て掲載しておりますが、相談者様を特定される恐れのある内容は差替えさせていただいております。