ご相談者
相談物件
家族構成
ローン状況
売却時価:3420万円
都内にお住まいのN様より、ご自身で所有している投資用ワンルームマンションのご相談をいただきました。
N様は、以前から「サラリーマン大家さん」に興味をお持ちで、関連書籍も数冊読んだそうです。
そんなあるとき、機会があって、マンション投資に関するセミナーへ行き、
その後運営会社からの紹介により築10数年の中古ワンルームマンションを2戸、
その半年後に似たような築10数年の中古ワンルームマンションを1戸、
それぞれ1000万円台で購入されました。
新築ワンルームよりも中古の方が利回りが良い、価格も安い、という言葉に妙に納得し、
2戸を同時に買い、どちらも空室ではあったものの一年間の家賃保証もついていたことから決断したそうですが、
1戸に入居者は入ったものの、半年たってももう一方に借りてはつかず、そんな折に
「もう1戸買ってはどうか、こちらも一年の家賃保証をつけるから、
既存の2戸があと半年で家賃保証が切れても、リスクヘッジになる。」と言われ、買ってしまったそうです。
初めの購入から約3年、聞かされていた想定賃料で借りてはつかず、家賃を下げたり、
物件の設備に不具合が生じて修理交換費用が発生したり、借り手がついても1年足らずで退去してしまったり、
3物件の内容が頭の中でごっちゃになり、管理把握もできなくなり、
読んだ聞いたで描いていた「サラリーマン大家」とはかけ離れた現実に苦しくなり、
みどり住宅相談所へご相談に来られました。
本事例はご相談者様の許可を得て掲載しておりますが、相談者様を特定される恐れのある内容は差替えさせていただいております。